(君の魂に火を灯すオーケストラ・エレクトロニック・ミュージック)
Dark Model (ダークモデル)は受賞歴を持つ音楽プロデューサー、タツヤ・オオエによるプロジェクトで、壮大でエモーショナルな、ビートを織り交ぜたオーケストラ・エレクトロニック・ミュージックに焦点が当てられている。
ゴジラとクロサワの国、日本の広島に生まれ、現在はニューヨーク(別名ゴッサムシティ)に住むオオエは、20年のキャリアに渡って、その極めて幅の広い音楽的バックグラウンドを大胆に進化させ続けている。Captain Funk, OE, Dark Modelといったアーティスト名義の下に特徴的なオリジナル楽曲をリリースしてきた一方で、オオエはジェイムス・ブラウン、セルジュ・ゲンスブール、ロン・セクススミス、シック、サイモン・ルボン、大友良英など他アーティストとの数百以上に及ぶリミックス&コラボレーション作品を生み出してきた。1)Tatsuya Oe ディスコグラフィー音楽ジャーナリストやメディア関係者はオオエを「Remix Wizard (リミックスの魔術師)」、「Modern Renaissance Man (現代のルネサンス・マン)」、「Captain sailing into the uncharted waters of dance music (ダンスミュージックの未開の航路に挑む船長) 」などと評してきた。2)Tatsuya Oe Testimonials (関係者・メディアからの証言・推薦コメント)オオエの音楽をファットボーイ・スリムことノーマン・クックが「F***ing insane! (とてつもなくイカレてる)」3)Holy big beat funk, Captain! – The Japan Times, May 18, 1999 、コールドカットが「Hats Off! (脱帽!)」と表現したことはファンの間ではよく知られたエピソードである。
Dark Modelの音楽の基本的なコンセプトは、オオエがこれまでに生み、また吸収してきた多岐に渡る音楽的なアイデアや要素を総動員して「Musical Narrative (音楽物語)」を作ることにある。過去の彼の作品群、例えば米Billboard誌の「Year in Music / Critic’s Choice」4)Critic’s Choice – Billboard Magazine, Sep 8, 2001にも選ばれたCaptain Funk「Songs of the Siren」で聴かれたように、彼は「音を通じて想像上のストーリーを組み立て、語る」ということにに強い関心を寄せてきた。
オオエは自分のプロダクション・スタイルをアニメーションの制作に近いものと考えており、一人のディレクター/アニメーション作家がキャラクター、出来事、感情の起伏を「視覚的に」 発展させて一つの時間作品を完成させるように、「音楽的に」様々な要素を時間作品に落とし込むことを狙いとしている。Dark Modelの音楽はこれまでの他のプロジェクトに比べてより映画的な要素、エッジの効いたオーケストラ・サウンドを大々的にフィーチャーしている一方で、上記の様な他名義で行ってきた「Musical Narrative」のアプローチをさらに推し進めたものと考えられるだろう。Dark Modelでの彼のプライオリティは、いわゆる「スコア」のように、何か特定のビジュアル要素や映像を支える音楽とは異なり、(ポップミュージックがそうであるように)それ自身が一人立ちし、ストーリーを語る音楽を作ることである。
2014年5月、オオエはDark Model名義でのファーストアルバムを米国でリリースし、シネマティックなオーケストラ・サウンドとエレクトロニック・ミュージックを融合したその独特なサウンドは、リスナーだけでなく数多くの音楽評論家・ジャーナリストからも高い評価を得た。Under the Gun Review誌はこのアルバムを「最近記憶する中でもっとも優れたエレクトロニック・ミュージックへの取り組みの一つであり、また2014年の中で最も壮大で記憶に残る音楽の一つにたやすく入る作品」と評した。5)Dark Model album review – Under the Gun Review, July 7th, 2014 音楽ジャーナリストのScott Wilsonは「ジャンルを横断するという行為は慎重に行わなければならないが、Dark Model はそれを正しく行った場合にどういった音楽になるかを示す例となっている。」と説明した。6)Taking an auditory Odyssey with Dark Model’s debut album – Quip Magazine, May 19, 2014
2017年3月24日、Dark Modelとしてのセカンド・アルバム「Saga」を米国よりリリースした。ファースト・アルバムに続いて、米インディペンデント・ミュージック・アワードにノミネートされた後、「Saga」は同アワードの「ベスト・ダンス/エレクトロニカ・アルバム」を受賞した。7)Dark Model「Saga」が第16回 インディペンデント・ミュージック・アワードを受賞しました, April 1, 2018 2019年8月、サードアルバム「Flashback」がリリースされた。
2012年5月にプロジェクトを開始して以降、Dark Modelの楽曲は数多くのメディアプロジェクトでフィーチャーされ、ハリウッド映画では「Elysium (エリジウム)」(出演:マット・デイモン、ジョディ・フォスター)8)映画「エリジウム」初公開映像にDark Model「Candle in the Desert」が使用されました, Jul 20, 2012 、「The Paperboy(邦題:「ペーパーボーイ 真夏の引力」)」(ザック・エフロン、ニコール・キッドマン、マシュー・マコノヒー等出演)9)映画「ペーパーボーイ 真夏の引力」の米国TVスポットにDark Modelの楽曲が使用されました, Oct 29, 2012 、「マネー・モンスター」(出演:ジョージ・クルーニー、ジュリア・ロバーツ)の予告編やレクサス10)Dark Modelの2曲が米国「2013/2014 レクサス ES」の広告キャンペーンでフィーチャーされました, Dec 26, 2013、米最大手通信会社ベライゾン携帯「ドロイド」11)Dark Model がベライゾン・ワイヤレス「ドロイド DNA」の全米テレビCMでフィーチャーされました, Dec 24, 2012 、X Box「Forza Motorsport5」などの企業CM、ロンドンのコンテンポラリーダンスアカデミーNorthern Balletのコレオグラフィー12)英国ノーザン・バレエ・シアターによるコレオグラフィー”Brief Landing”にDark Modelの楽曲が使用されました, Sep 14, 2013などに使用されている。
(タツヤ・オオエの詳細なプロフィールについては、Tatsuya Oe オフィシャルサイトにあるバイオグラフィのページを参照下さい。)
Tatsuya Oe オフィシャル・ウェブサイト: http://www.tatsuyaoe.com
– Dark Model 関連ウェブサイト –
Facebook: https://www.facebook.com/DarkModelMusic
Youtube Channel: https://www.youtube.com/user/ModelElectronic
iTunes ジャパン: https://itunes.apple.com/jp/artist/dark-model/id591275483
Amazon.co.jp: http://amzn.to/2mqmz1m
Spotify: https://open.spotify.com/artist/6U3IYbVEoe3suDOgwMZaMZ
Bandcamp: https://darkmodel.bandcamp.com/
Youtube Music (ストリーミング・サービス): https://music.youtube.com/channel/UCzFgwZW9cqfvkVxiPgKo8Wg
SoundCloud: https://soundcloud.com/modelectronic/
Tumblr: http://darkmodelmusic.tumblr.com/
– 参考ウェブサイト –
Dark Model on Wikipedia (英語): https://en.wikipedia.org/wiki/Dark_Model
Dark Model on Discogs: https://www.discogs.com/artist/10727584-Dark-Model
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References
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